衛星インターネットが通信業界にもたらす影響とは?

衛星インターネットが通信業界にもたらす影響とは?

01/24/2020
IT

今月初旬、SpaceXは米国フロリダ州の空軍基地から小型の衛星60基を載せたロケット「ファルコン9」を打ち上げました。

https://www.spacex.com/news/2020/01/07/starlink-mission

NHKの記事によると、SpaceXはこれまでにも高速インターネット接続サービス「Starlink」のために同様の衛星を既に120基程度打ち上げており、今後も打ち上げを繰り返し、衛星1500基の体制でサービスを開始する予定です。最終的には衛星を1万基以上に増やし、地球の全域をカバーする計画です。アメリカには、このような衛星を活用したサービス開発はSpaceXBlue Origin、ソフトバンクが出資するOneWebなどあります。中国でも、2018年から始まった同国初の宇宙インターネットシステム「虹雲」プロジェクトが今年から試験運用を開始する予定です。(参考

インターネット接続は、1990年代の固定通信から始まり、2000年以降は移動体通信が始まりました。移動体通信は基地局を設置するだけでよく、固定通信とは異なり、ケーブルを敷設する必要がありません。そのため、近年では新興国は固定通信よりも移動体通信が先行する流れとなってきています。

衛星インターネットは、衛星の耐久性と稼働寿命もあり、衛星インターネットが安定した通信インフラとなるかは未知です。しかしながら、明らかに言えることは、今後数年内に衛星インターネットの商用化が始まると、移動体通信サービスとの競合となりうる可能性も出てくると思われます。その結果、各国の通信市場は、移動体通信と衛星インターネットが併用できるネットワークインフラの構築が求められるようになってくるでしょう。

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