サンフランシスコ発、新たなコーヒー文化!?

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サンフランシスコから新たなコーヒー文化が生まれようとしています。日常生活に欠かせないコーヒーの飲み方を再考させられる動きがありましたので、ご紹介したいと思います。

サンフランシスコでは、コーヒーの持ち帰り用の紙コップの代わりに、ガラス瓶、レンタル用マグカップ、マイカップを採用するカフェが増えているようです。小さなカフェから始まったゴミを減らす取り組みが拡がっており、持ち帰り用の袋や使い捨て珈琲カップがなく、さらにプラスチック製品も使用されません。

コーヒー大手のブルーボトルは、年末までに「ごみの排出ゼロ」を目指す取り組みの一環として、まずはサンフランシスコ地区にある同社の2店舗で紙コップの使用を止めることにしました。珈琲を持ち帰る顧客はマイカップを持参するか、デポジットを支払って再利用可能なカップを利用しなくてはなりません。

紙コップという名前にもかかわらず、一般的に使われているホットドリンク用紙コップの原料は紙だけではないようです。ニューヨークを本拠とするリサイクル投資企業クローズド・ループ・パートナーズのブリジット・クローク氏によると、液体漏れを防ぐプラスチックがコーティングされているため、リサイクルが難しいようです。飲料大手のスターバックスとマクドナルドはこの問題を解決しないとビジネス上のリスクになることを両社は認識しており、クローズド・ループとの提携に1,000万ドルを投じ、リサイクルができて堆肥化も可能な「未来の使い切りカップ」を開発しているようです。

カリフォルニア州にある諸都市では、長らくリサイクルで主導的な役割を果たし、環境に優しい慣習を促す法律を成立させてきました。2014年には、全米で初めて小売店がプラスチック製レジ袋を買い物客に無料で提供することを禁止しました。袋が必要な顧客は10セントを支払わなくてはなりません。2019年には、全ての州に先駆けて、レストランで飲み物用のプラスチックストローを無償提供することを禁止しました。サンフランシスコ国際空港では、全米の主要空港で初めてペットボトルに入ったミネラルウォーターの販売を禁止しました。現在、ミネラルウォーターはガラス製のボトルかアルミ缶で販売されているほか、旅行客にはマイボトルを持参のうえ、無料の水飲み場で水を入れるよう求めています。

近年のサンフランシスコ諸都市のこれらの取り組みは、地球環境に配慮して称賛に値する一方で、食文化や食生活の見直しの時期にきているのかもしれません。(参考記事

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