日本は空前のキャッシュレス決済ブームで、スマホ決済の利用も拡大しているようです。ついに郵便局窓口でも2020年2月からキャッシュレス決済が導入されます。郵便料金または荷物の支払いや切手、はがき、レターパックなどの購入でも利用でき、利便性も向上するかと思います。今は日本に住んでいませんが、個人的に郵便局窓口のキャッシュレス化は切望していました。決済種類やブランドの多さには驚きましたが。。一覧はこちら。世界のキャッシュレスのトレンドをみてみると、2015年のデータでは、韓国や中国がリードし、日本は18.4%、アメリカは45%となっています。日本でもこれからキャッシュレス比率が高まっていくことを期待したいです。アメリカでは、クレジットカード決済が主流のため、キャッシュレスは進んでいると思われがちですが、韓国や中国に比べるとキャッシュレス比率は低いようです。
出典:経済産業省
ボストンで生活をしている限りでは、スマホ決済ブームは感じません。キャッシュレス決済といっても、スマホ決済ではなく、まだまだクレジットカードやデビットカードの利用が主流な気がします。例えば、スマホ決済ではApplePayやGooglePayがありますが、クレジットカードの代わりに利用することのメリットをあまり感じないのかもしれません。もちろん、スマホ決済だとわざわざカードをカバンやパスケースから取り出さなくても良いというメリットはありますが。。デビットカードの利点は、スーパーの決済端末でも現金を引き出せるところです。現金が必要な場合、スーパーで買い物し、支払い時に現金を引き出します。そのため、銀行のATMで手数料を支払って現金を引き出す必要がありません。
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このような現状ではありますが、ボストンでも新興系スマホ決済サービスが立ち上がっています。GrubhubグループのLevelUpはQRコードを利用したスマホ決済サービス事業者ですが、手数料が2%と比較的低く、クーポンやポイントも貯まりますので、利用者にメリットがあり、利用者が増えているようです。
アメリカは、キャッシュレス決済が普及していますが、クレジットカード以上のメリットが見込めない限り、利便性だけではスマホ決済は普及しないと個人的には感じます。そのため、中国や日本のような多数のスマホ決済サービスが立ち上がっていないため、サービスの進化という意味では中国や日本よりも遅れるかもしれません。