アメリカは、移民により成立した多民族国家であり、人種も民族も多様で様々な言語が使われています。北米では主要言語として、英語やスペイン語が使用されていますが、US CENSUSのAmerican Community Survey (ACS)によると、各州の家庭では、第三の言語とも言える以下のような言語が使われています。複数の州でドイツ語、フランス語、ベトナム語、中国語が使われています。
Source:Business Insider
興味深いことに、各州に住む民族や移民、文化的背景が見られます。例えば、カリフォルニア州ではタガログ語、アリゾナ州ではナバホ語などの原住民の言葉などが使われています。アメリカ西海岸のシリコンバレーでは、中国語やベトナム語が話されているということで、中国やベトナム出身の技術者が多いのでしょうか。一方で、東海岸では、ニュージャージー州やニューヨーク州の家庭では、グジャラート語が話されています。このグジャラート語は、インド西部のグジャラート州が公用語の言語です。また、マサチューセッツ州の家庭では、ポルトガル語が話されています。
このように、アメリカ各州の家庭で話されている言語を歴史的背景からみていくと非常に興味深いものがあります。
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