感染拡大防止対策はいつまで?

感染拡大防止対策はいつまで?

04/14/2020
Health

新型コロナウイルスの感染防止対策はいつまで必要なのでしょうか?アメリカでは3月半に非常事態宣言が出され、今では感染者数世界一の64万人(4月15日時点)となっています。一方で、トランプ大統領は、4月13日に行動の自粛を解除し、経済活動を再開させる際のガイドラインを、近くとりまとめる考えを明らかにすると発表しています。

しかしながら、ハーバード大学公衆衛生大学院の研究チームが科学雑誌「サイエンス」に発表した論文によると、「重症者への対応能力が大幅に強化されたりワクチンが使用できるようにならなければ、人と一定距離を置く措置(ソーシャルディスタンス)は2022年まで必要になる可能性がある」としています。しかも、新型コロナウイルスは「明らかに撲滅」した場合においても、2024年には再び流行する可能性があると指摘しています。(参考

仮に今年中に新型コロナウイルスが撲滅できたとしても、2022年まではソーシャルディスタンスを保つ必要があり、2024年には再び新型コロナウイルスで世界経済が落ち込む可能性があることを示唆しています。

結果として、我々は冬に流行するインフルエンザと同じように、新型コロナウイルスともいかにして、付き合って行けるかが重要になってくると思われます。

 

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