世界主要都市のソーシャルディスタンス

世界主要都市のソーシャルディスタンス

Health

週末の土曜日、ボストンは数日ぶりに快晴です。
マサチューセッツ州は外出制限があるため、人通りはいつもよりも少なめです。先日から近所のトレジョは8時〜9時までSenior Customers専用になっており、今日は9時過ぎに現地入りしましたが、一定の間隔でカスタマーが並んでいました。

日本の都市部は東京をはじめとして、いよいよ新型コロナウイルス感染者が急増しています。日本経済新聞によると、北海道大学の西浦教授は「早急に欧米に近い外出制限が必要」とコメントされています。個人的に、特に東京は食糧調達や運動以外は外出禁止という制限措置が必要だと思います。

マサチューセッツ州ではソーシャルディスタンスを保ち、外出は控えるようにと外出制限のガイダンスがありましたが、日々の感染者数は減ることなく、増加しています。もちろん、医療従事者をはじめ、Essentialな業務は行われているため、すぐに感染者数が減るとは考えられません。

このソーシャルディスタンスは、世界の主要都市でガイダンスされてますが、どの程度遵守されているのでしょうか。Googleは昨日、「Google COVIDー19 Community Mobility Reports」をリリースしました。調べたい都市名を入力することで該当都市のソーシャルディスタンスの状況を知ることができます。マサチューセッツ州のソーシャルディスタンスはこちらになります。

Retail & recreation -59%
Grocery & pharmacy -36%
Parks -56%
Transit stations -73%
Workplaces -42%
Residential +16%

このレポートによると、特に変化があったのは、Transit stations -73%やRetail & recreation -59%です。このような結果から、州のソーシャルディスタンスのガイダンスに対して、一人一人の取り組みの効果が出ているようです。

今日の新型コロナ感染者数(Case)は、アメリカ全体で277,205人、マサチューセッツ州で11,736人(前日より1,334人増加)となっており、未だ増加しています。

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