eVTOLで関心が高まる空の輸送

eVTOLで関心が高まる空の輸送

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トヨタは長年の夢である航空輸送にチャレンジするため、電動垂直離着陸機(eVTOL:electric Vertical Landing & Takeoff)を開発する米新興企業Joby Aviation(カリフォルニア州)のシリーズC投資で3億9,400万ドル(約430億円)を出資提携しました。今回の投資により、Joby Aviationが受けた投資総額は7億2000万ドル(約792億円)で、投資に参加した主な企業は、 Intel Capital、JetBlue Technology Ventures、Toyota AI Venturesなどのようです。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020011600303&g=int
TechCrunch Japanによると、Joby Aviationは2009年に設立され、同社が独自開発した乗用eVTOLは、時速約320km、1回の充電で約240km飛行できるようです。同社によると、電気駆動のマルチローターという構造のため、「従来の航空機に比べて離着陸時の騒音は100分の1で、飛行中はほぼ無音」のようです。
このような利点から、eVTOLは都市部の航空輸送ネットワーク開発における第1候補とされており、Joby以外にUber、ボーイング傘下のAurora Flight Sciences、中国のEHang、ドイツのLilium AviationAirbusなど、数多くの企業が都市部での人や物の短距離輸送に使える航空機の開発を進めているようです。

世界は、昨年まで産業用ドローンを活用した宅配の関心が高まっていましたが、今年はいよいよeVTOLが注目され始めました。日本では、空の移動革命に向けた官民協議会を推進しており、2023年の実用化を目指しています。ヤマト運輸は空の貨物輸送への取り組みを進めています。日本の場合は、国土も狭いため、実用化を考えると、eVTOLは地方や離島での活用が見込めそうです。