ブレない自分を作るためには?

ブレない自分を作るためには?

12/13/2019
Communication

人は誰しも心のどこかで、いつまでも成長したいと思う気持ちを持っているかと思います。しかし、人間は弱く、自分一人で継続して成長することは難しいのが現実です。そのため、謂わゆる人生の伴走者のような存在が必要ですが、簡単に人生の伴走者が見つかるものではありません。ではどうすればいいのでしょうか?自分の場合、憧れの現役のビジネスパーソン2名をベンチマークしています。この憧れの雲の上のような人は「是非とも一度はお会いしたい」という意味ではなく、別に会えなくても構いません。ただ自分にとって目指すべき憧れの人物像です。とはいっても、人それぞれバックグラウンドも異なり、社会人経験や家族構成、置かれている立場も異なるので、そもそも比較もできないのですが。では人生の伴走者として、憧れの人物をベンチマークする意義がどこにあるのでしょうか。

憧れの人物像を設定する意義
人は夢や希望を持って、努力する時期が必ずどこかであるかと思います。例えば、人生の転機を迎えることの多い、10代や20代あたりでしょうか。この時期は多感な時期でもあり、人の影響を受けやすい時期でもあります。自分の将来像を描き、それに向かって努力することができるのは素晴らしいことです。例えば、10代で将来医師を目指すと10代で決めた場合、大学の医学部入学を目指すことになります。このような明確な将来像を描ける場合には、何も迷う必要はありません。一方で、社会人経験も長くなってくると、将来の自分はどうありたいかと考えても、具体的なイメージがなく、目標設定も難しくなります。
このような場合には、憧れの人物像を設定し、ベンチマークすることで、自分の将来像を具体化することができます。そして、その人物像を目指して、日々少しでも努力することで、成長していくことができるのです。



ブレない自分を作る
社会人経験が長くなってくると、思うようなキャリアが作れない、資格試験になかなか合格しないなど、何かと納得のいかないことが多いと思います。さらに、SNSで自分と他人を比較して、精神的に落ち込んだりもするかもしれません。このような時に、いかにブレない自分でいることができるか。頭では分かっていても、気分が晴れないため、何もする気にならないなど、負の連鎖が始まります。このような場合、憧れの人物像を設定し、ベンチマークすることで、ブレない自分を作ることができます。周囲の情報に影響を受けてあれこれ考えずに、憧れの人物像を目指して、努力するだけでいいのです。
人生100年時代、周囲に振り回されず、ブレない自分を作り、健全な心身を保っていくことは何よりも大切なことだと思います。
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