若者の国や社会に対する意識で日本は?

若者の国や社会に対する意識で日本は?

12/04/2019
Japan

日本では、民法の改正に伴い2022年4月には成人年齢も18歳に変わります。日本財団では、18歳の若者が何を考え、何を思っているのか、継続して調べる意識調査を行っています。

最近の調査発表された第20回では「国や社会に対する意識」として、インド・インドネシア・韓国・ベトナム・中国・イギリス・アメリカ・ドイツ・日本の9ヵ国で調査を実施しました。要約版はこちら
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日本の若者の意識をみてみると、自身についての質問では、いずれの項目においても9ヵ国中で最下位となっています。「自分は大人だと思う」「自分で国や社会を 変えられると思う」質問では、日本は際立って最下位となっています。「将来の夢を持っている」では60.1%と高く、若者に期待できそうです(といっても9ヵ国中最下位ですが。。)


出典:日本財団「第20回テーマ「国や社会に対する意識」(9カ国調査)」



解決したい社会課題をみてみると、日本の上位は日本では、「貧困をなくす」「政治を良くする」「社会的弱者に対する差別をなくす」「障害者が住みやすい社会を 作る」「ジェンダーの平等を実現する」になります。「貧困をなくす」意識では、ベトナムが最も高く、韓国が最も低くなっています。世界的な課題とも言える「気候変動対策」では、ドイツが最も高くなっており、国の取り組みの違いが若者の意識に出ていることが言えます。

出典:日本財団「第20回テーマ「国や社会に対する意識」(9カ国調査)」

 

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