COVID-19で2020年の日本のICT市場はどうなる?

COVID-19で2020年の日本のICT市場はどうなる?

04/07/2020
IT

新型コロナウイルス(COVID-19)のアウトブレイクにより、今後の日本のICT市場はどのようになるのでしょうか?IDC Japanは、新型コロナウイルスのアウトブレイクの状況を考慮した日本のICT市場の予測を発表しました。

2020年の国内ICT市場(支出額ベース)は、IDCJapanによると、前年比4.5%減の28兆2155億円と予測されています。明らかですが、COVID-19のアウトブレイクが国内外経済に与える影響は大きく、製造業のサプライチェーンへのインパクト、飲食/宿泊/運輸などのサービス業の低迷が挙げられています。さらに2020年7月に予定されていた東京2020オリンピック・パラリンピックの延期による経済的影響が拡大すると見込まれます。

これらの予測は、世界と国内において2020年6月末前後で感染が抑制され、一部の先進企業を中心にデジタルトランスフォーメーション(DX)投資が活性化し、景気対策の一環として政府によるICT投資が選択的に行われるという前提で作成されているようです。

さらに、COVID-19のワクチンが完成するであろう2021年半ばまで国内外での感染が抑制されない場合においては、前年比成長率はマイナス6.3%まで落ち込むとも予測されています。

日本はこれから夏にかけて梅雨があり、気温が高くなっていくことで、COVID-19の勢いも少しは衰えるのではないかと個人的には考えます。そのため、遅くても年内にはCOVID-19の感染は抑制されると思われます。

今日の新型コロナ感染者数(Case)は、マサチューセッツ州で15,202人(前日より1,365人増加)となっています。

(Visited 3 times, 1 visits today)