柑橘類の心理効果

柑橘類の心理効果

11/30/2019
Gastronomy

ボストンに転居してから食生活が変わり、揚げ物を食べる機会が全くといっていいほどありません。そのためか、2ヶ月で体重も−3kgです。とはいってもタンパク質は必要なので、牛挽肉、鳥もも肉、白身魚(Cod fishなど)程度です。東京に住んでいた頃のように豊富に食材や調味料を入手できるわけではないので、限られた野菜と柑橘類を用いて、料理を考えるようになりました。ちなみに、食材はコスパ重視でTrader Joe’s、野菜はHaymarketです。特に柑橘類はよく使うようになりました。この柑橘類は主にレモン、ライム、ミントを使用します。

柑橘類は料理のスパイスだけでなく、心理効果も期待できるため、最近では積極的に使うようにしています。

レモン

肉料理にも魚料理にも重宝されるレモンは、気持ちを切り替え、頭の働きを活性化させるあるいは集中力をアップさせたいときに活躍する香りです。ちなみにレモンは「ビタミンCといえばレモン」というイメージで、シャルパンティエ効果を狙う際によく登場します。

ライム

レモンと同様に、肉料理にも魚料理にも相性のいいライムは、様々な料理でいわゆる新芽の色ですが、何かに挑戦するかのような前向きな気分にしてくれます。仕事で疲れた時には、緑を見てゆっくりしたくなるように、リラックスしたい場合にライムグリーンが好まれます。

ミント

ミントグリーンはとても人気な色ですが、穏やかで心身のバランスを整えてくれる効果があると言われています。料理でよく使うバジルミントは、キレのあるフルーティな香りがします。ミントに含まれるメントールには、神経伝達物質ドーパミンの分泌を高めてくれる働きがあり、イライラや不安な気持ちが鎮められ、リラックス効果を得ることができます。さらに、ミントには、抗菌作用により口の中で雑菌が増殖するのを抑えることで、口臭予防にもなるようです。

決まった食材でも、それぞれの心身への働きを考えながら、料理を考えると、日々の生活が楽しくなりますので積極的に活用してはいかがでしょう。

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